賃貸物件探し!構造を選ぶべきポイントは?

賃貸物件を選ぶときに賃料や間取り、駅からの距離を条件に物件を探す人は多いですよね。もちろんその人のライフスタイルによって外せない条件はあるかと思いますが、物件探しのポイントとしてぜひ知っておいてほしいのが、その建物がどんな構造を使っているのか。建物の構造は防音性や防火性、耐震性にも関わり、構造によって住みやすさも大きく左右されます。せっかく時間をかけてお気に入りの物件を見つけたと思ったのに、いざ住んでみると隣の部屋の生活音が丸ぎこえ、なんてことになったら落ち着いて生活できませんよね。 建物の構造には大きく分けて「木造・鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート)・SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)」の4種類あります。それぞれにどんな特徴があるのか、それぞれのメリット、デメリットについて詳しく知っておくことがポイントです。

構造別メリット・デメリット

木造は建物の主要部分に木材が使用されている構造です。アパートによく利用され、建築コストが低いため賃料が安く抑えられますが、一方で防音性が低いことや、気密性が低いため冷暖房が効きにくいことがデメリットとして挙げられます。 鉄骨造は鉄骨の厚さによって「軽量鉄骨造」「重量鉄骨造」に分かれます。メリットとしては耐震性が高いことや比較的賃料が安いこと、デメリットとしては断熱性の低さが挙げられます。 RC造は建物の主要部分について鉄筋とコンクリートとを組み合わせた造りで、防音・遮音性、耐震性、耐火性、気密性に優れています。その分木造や鉄骨造に比べると家賃も高額になります。 SRC造は大型マンションやビルに利用され、RC造よりさらに耐震性に優れています。さらに防音・遮音性が高いこともメリットですが、家賃も最も高くなります。 賃貸物件で使われている建物構造とその特徴を把握して、物件探しのポイントにしてみてください。