築年数は実はとても大切

賃貸物件を選ぶ際には家賃や駅までの距離などの立地、他にも間取り等に注目しがちです。ですが、他にも物件の築年数も注目しておきましょう。新築であれば築年数等は気にする必要はありません。しかし、中古物件の場合には意外と大切なことがあるのです。賃貸物件では築10年を経過したあたりから、エアコンや給湯器の故障が目立ち始めます。もしも選んだ物件が築10年くらいであれば、エアコンや給湯器は交換されているのかどうかもチェックしておきましょう。住んでから故障が目立つと手間が増えますし、後悔することになりかねません。そして、築40年以上が経過した物件に住む場合にはさらなる注意が必要です。それは旧耐震基準のもとに建てられた物件である可能性があるからです。

できれば新耐震基準の物件を選ぼう

不動産は1981年6月以前に建築された物件は旧耐震基準で建設されています。新耐震基準に比べると地震に弱いとされているのです。もちろん大地震が来ると必ず倒壊するとは限りません。しかし、新耐震基準の建物のほうが丈夫に作られているのは事実です。もしも、かなりの築古の物件を選ぶ場合には、1981年よりも前に建設されたかどうかを確認しておくことが大切です。日本は地震が多い国として知られています。ですから基本的には木造家屋であっても丈夫に作られています。しかし、安心して住むためには、何十にも備えておくことが大切です。築40年以上経過した物件は家賃が安いのが何よりも魅力かもしれません。しかし、旧耐震基準で建設された可能性を視野に入れておく必要があるのです。